Injuryけが(外傷)
特殊な形成外科的縫合法で傷跡を目立ちにくくします。専門家の眼で確認し治療するだけでなく、その後のケアに関するアドバイスも可能です。
Burnやけど(火傷)
やけどは日常生活において最もよく見られる外傷の一つです。
やかんやポットの湯、コーヒーやお茶、てんぷら油、またカップ麺の湯などによる高温の液体によるやけど、ストーブやアイロンなどへの接触によるやけどなど、やけどをしたら、水道水などですぐに冷やすことが肝心です。
これにより熱による組織損傷が深くなることを防ぐだけでなく、受傷した部位の炎症を抑え、痛みを和らげることが出来ます。
その場合、無理に衣服を脱がず、水道水などの流水を衣服の上から直接かけてください。浅いやけどであれば軟膏塗布などで治りますが、深いやけどの場合は植皮手術が必要になります。
やけどの傷痕はレーザーで色をぼかしたり、皮膚表面を削ったり、皮膚移植をすることによって消したり、目立たなくしたりすることが出来ます。
Abrasion擦り傷
擦り傷は、皮膚の表面を擦ったことにより、炎症が起こっている状態です。深い切り傷は、炎症を起こしたところに砂や泥などの異物が入り、それを放置しておくとそこから細菌に感染し、化膿する恐れがあります。
Boilおでき
皮膚や皮下にできたしこりやふくらみ、赤く腫れて盛り上がった状態などは「おでき」と表現されることが多いようです。痛みを全く伴わないものもあれば、急速に大きくなって痛むものもあります。
Wound nail巻き爪(陥入爪)
巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に湾曲した状態を言います。負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になることが多いのですが、その他の指の爪もなることがあります。
巻き爪が進行すると、肉の部分に曲がった爪がどんどん食い込み、次第に激しい痛みを引き起こすようになります(陥入爪:かんにゅうそう)。
さらに、曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまい、歩くことが困難になる場合さえあるのです。
また、巻き爪の痛みから足をかばおうと、いつもとは違った歩き方をしてしまうために、足首や膝、腰にも負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛の原因になるケースもあります。